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カウンセラーにとって精神医学の知識は必須 [カウンセリングの勉強]

カウンセラーに必要な知識は
何かと言われると、1つは精神医学の知識です。

これは一番重要です。

なぜなら、目の前のクライエントを見て、
「カウンセリングだけで治るのか」 「それとも精神科治療が必要なケースか」
を見極められないことには、話になりません。


例えば、パワハラからうつ病になった場合、
クライエントがカウンセリングで問題を
整理して解決できるレベルなのか、

それとも重度のうつ症状を呈しており、
薬が必要なレベルなのかを見極められないと、

最悪クライエントが自殺してしまうこともあり得るのです。


よくカウンセラーは
「クライエントを診断できない」
と言いますが、

医師と同レベル程度の診断は 見立ての中でできる様になって おかないといけませんし、
それくらいの精神医学の知識は必須です。

さらに言えば、他の内科的疾患にも
詳しい方が良いでしょう。

例えば、うつ病や双極性障害の症状を
呈する病気に甲状腺機能障害
(パセドゥ病、ハシモト病)があります。

これは甲状腺に関する病気で、
内科でお薬を処方してもらわなないと
まず治らない病気です。

こうした知識もできれば
身に着けておいた方が良いです。

それから精神科の薬については
ある程度勉強しておきましょう。

パキシル、テトラミド、アナフラニール、
デプロメール、サインバルタといった抗うつ剤や、

デパス、ワイパックス、セパゾンといった抗不安薬、

マイスリーやユーロジンといった睡眠導入剤、

セレネースやリスパダールと言った抗精神薬。

などなど、できれば薬の処方箋を見て、
医師がどういう意図でクライエントに
投薬治療を行っているのかを推察する程度の
知識も欲しいところです。

精神科医が、考えて投薬しているのか、
それとも迷走しているのかは、
処方箋を見ればある程度わかります。

その上で、医師との付き合い方を アドバイスすることもカウンセラーの 大切な仕事なのです。

カウンセラーを目指す上で、
ぜひ精神医学にも強くなっておきたいものです。

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↑上記三冊は精神医学の入門書
として大変お勧めです。

カウンセラー開業を目指す方、
ぜひ必須の本です。


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