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開業するためには福祉制度にも強くなっておくこと [カウンセリングの勉強]

あなたがどんなカウンセラーを
目指すのかで必要な知識は変わってきますが、
できれば福祉制度もしっかりと 理解しておくことが必要です。


例えば、クライエントが「生活保護を考えている」
と言っているとき、
明らかにまだ頑張れば働けるし、
生活保護まで行くような人ではないという場合、
できれば「辞めない方が良い」という
助言をした方が良いです。

この時に、生活保護がどれくらい 悲惨な人生を歩んでいるのか、 といった福祉制度の裏の部分も 知っておかないといけません。

また、精神疾患の場合は、
自立支援制度といったものもあります。

これは保健の本人の負担が
3割から1割に減るという制度です。
(一部0割にもなる場合もあります)

こうした法律も
できれば知っておいた方が良いでしょう。

なぜなら、例えば
「不倫専門カウンセラー」
「家庭問題専門カウンセラー」
「不登校専門カウンセラー」
「恋愛カウンセラー」と
いろんな専門領域がありますが、

どの分野でもクライエントが
願っているようには行かず、
そのために精神状態が悪化してしまい、
通院が必要になってしまったり、
仕事が難しい状態になってしまう場合があります。

その際に上記の福祉制度について知っていると、
役立つことが大変多いということです。

もちろん福祉制度については
カウンセラーよりもケースワーカー
(社会福祉士や精神保健福祉士)の専門分野ですが、
カウンセラー自身もある程度強く
なっておくべきだと私は思います。

カウンセラーは
ジェネラリストとスペシャリストの
中間くらいに位置するようなところがあるので、
その分野のプロ並とは行かないまでも、 ある程度知っておかないといけない
というのが私の持論です。



↑医療福祉を学びたいのであれば、
精神保健福祉士の本が一番です。


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カウンセラーにとって精神医学の知識は必須 [カウンセリングの勉強]

カウンセラーに必要な知識は
何かと言われると、1つは精神医学の知識です。

これは一番重要です。

なぜなら、目の前のクライエントを見て、
「カウンセリングだけで治るのか」 「それとも精神科治療が必要なケースか」
を見極められないことには、話になりません。


例えば、パワハラからうつ病になった場合、
クライエントがカウンセリングで問題を
整理して解決できるレベルなのか、

それとも重度のうつ症状を呈しており、
薬が必要なレベルなのかを見極められないと、

最悪クライエントが自殺してしまうこともあり得るのです。


よくカウンセラーは
「クライエントを診断できない」
と言いますが、

医師と同レベル程度の診断は 見立ての中でできる様になって おかないといけませんし、
それくらいの精神医学の知識は必須です。

さらに言えば、他の内科的疾患にも
詳しい方が良いでしょう。

例えば、うつ病や双極性障害の症状を
呈する病気に甲状腺機能障害
(パセドゥ病、ハシモト病)があります。

これは甲状腺に関する病気で、
内科でお薬を処方してもらわなないと
まず治らない病気です。

こうした知識もできれば
身に着けておいた方が良いです。

それから精神科の薬については
ある程度勉強しておきましょう。

パキシル、テトラミド、アナフラニール、
デプロメール、サインバルタといった抗うつ剤や、

デパス、ワイパックス、セパゾンといった抗不安薬、

マイスリーやユーロジンといった睡眠導入剤、

セレネースやリスパダールと言った抗精神薬。

などなど、できれば薬の処方箋を見て、
医師がどういう意図でクライエントに
投薬治療を行っているのかを推察する程度の
知識も欲しいところです。

精神科医が、考えて投薬しているのか、
それとも迷走しているのかは、
処方箋を見ればある程度わかります。

その上で、医師との付き合い方を アドバイスすることもカウンセラーの 大切な仕事なのです。

カウンセラーを目指す上で、
ぜひ精神医学にも強くなっておきたいものです。

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↑上記三冊は精神医学の入門書
として大変お勧めです。

カウンセラー開業を目指す方、
ぜひ必須の本です。


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開業する際に押さえておきたい理論や手法とは? [カウンセリングの勉強]

開業する際に、ぜひとも
押さえておきたい理論や手法は、
ずは精神分析、来談者中心療法、 認知行動療法です。


この3つはぜひとも
押さえておきたいものです。

特に来談者中心療法はクライエントを
害さずにカウンセリングを行うことが
できるのでとても安全です。

不用意な発言でクライエントを
傷つける可能性も低くなります。

ただ、とてもセンスが問われるものなので、 かなりの経験と練習が必要です。


そのため、定期的にセミナーや研修会、
勉強会への参加をしていかないといけません。


ただ、来談者中心療法は、
カウンセリングの手法としてはいいのですが、
いかんせん理論にかけているので、
「見立て」が弱くなるという弱点があります。

「見立て」ができないと
カウンセリングで行き詰ることも多く、
精神的にも大分やられてしまうでしょう。

からこそ、しっかりとした理論である 「精神分析」を学ばれると良いです。

この2点をしっかりと学ばれるだけでも、
開業する際にとても役立ちます。


ただ、この2つの手法は、
どうしても長期的なスパンでの
カウンセリングを必要とします。

しかし、クライエント様の中には
短期での解決を望まれる方も多いのも事実です。


だからこそ、認知行動療法のように 短期で解決できるような心理療法も 学ばれると良いでしょう。

その上でクライエント様に応じて、
適切な理論・手法を使い分けておくことが大切です。


これらの3つの理論・手法は
メジャーなものなので紹介しましたが、
もし「〇〇療法が自分にぴったりと合う」 というのであれば、それらを学ばれてもいいです。

一番大切なのは自分に合った心理療法や
カウンセリング理論を使うことですからね。



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カウンセリングの手法について [カウンセリングの勉強]

カウンセリング開業をしていく中で、
カウンセリングの知識やスキルはまず必須です。

逆にそれがなければ、
個人開業で成功することは不可能です。


ただ、そうしたカウンセリングの手法や
種類については、当然カウンセラーの個性というか
性格に左右されるので、よく自分の適性を判断して、
自分に合った心理療法やカウンセリング技法を 学ばれると良いでしょう。

ちなみに私は傾聴を主体とした
心理療法やカウンセリング技法は基本は苦手です。

もともと共感力が低い為、
共感するのにちょっと工夫がいるのです。

そうした背景もあり、私は傾聴よりも
「問題解決型のカウンセリング」
の方が合っているので、
そうした手法を中心に学んでいます。


逆に問題解決に焦点を合わせない
カウンセリングの手法もあります。

ロジャースの来談者中心療法や、
精神分析、ユング派などはそうですね。

「なんかよくわからない世界を じっくりと味わいたい」というような方は、
こちらのカウンセリング技法を学ばれると良いでしょう。


逆に白黒はっきりさせたり、 「こうすればよくなる」というノウハウ的なものを
中心にしたい場合は、認知行動療法や
ブリーフセラピー、リアリティセラピーなどがあります。


大切なのは、どの理論が良いか悪いかではなく、 どの手法があなたに合っているかで 考えていくことです。

また「自分にはこの心理療法は合わないな」
と感じた場合は、すぐにその勉強を
辞めた方が良いでしょう。

あなたに合う手法はあるので、
ぜひそれを諦めずに見つけていくことが大切です。


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