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カウンセラーは自身のメンタルヘルスが悪化しやすい!? [カウンセラー開業のワナ]

カウンセラーは実はかなりの確率で
メンタルヘルスが悪化しやすい仕事です。

これを知っていないと、
開業した途端にメンタルが やられてしまい、家族関係にも 亀裂が入ってしまいかねません。

例えば、
カウンセラーはいろんな人の
悩みを聴く仕事です。


あなたのカウンセリングによって、
日に日にクライエントが
良くなっていったとすれば、

非常にうれしいですし、
やりがいも見いだせて
楽しく感じるでしょう。


しかし、カウンセリングに来るたびに
クライエントが日増しに悪化し続ける
というケースもあります。

そうしたカウンセリングは非常に苦しく、
お金をもらっていることを
考えると本当に申し訳なくなります。

でも、クライエントは毎回来ます。

そうした時、
「自分のカウンセリングせいで
この人は悪化したんじゃないか」
と思うようになり、

自分のカウンセラーとしての
スキルや才能が信じられなくなり、
「カウンセラーを辞めたい」と思うようになります。

こういう状態のメンタルヘルスは
非常にヤバいです。

また、カウンセラーという仕事は
いろいろと誤解も多く、
わかってもらえないことも多い為、
孤独感を強く感じる仕事です。

それもメンタルの悪化に拍車がかかります。

あとは金銭的な面でもそうですね。

なかなか経済的な先が見えにくいので、
下手するとカウンセラー自身が
うつ病になってしまうこともあり得ます。

そのため、
自身のメンタルヘルスを保つためには、

なるべく相談できるメンターや スーパーヴィジョンをしてくれる師匠、 同じカウンセラー仲間を 作っておくことが必要です。

こうした助け合い、支え合う場を
持つことがカウンセラー自身の
メンタルヘルスを保ち、
ルーム経営には必須なのです。


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カウンセリングルーム開業で起こり得るトラブルとは? [カウンセラー開業のワナ]

カウンセリングルームを
開業していく上での問題は
何も収入がないことだけではありません。

それはカウンセリング中に 起こり得るトラブルです。

実際のカウンセリングでは下手すると
訴えられかねないトラブルというのは良くあります。

例えば、抑うつを訴える
クライエントは多いですが、

その中には甲状腺の機能障害が
原因の場合があったり、
重篤な内科的疾患(ガンなど)が
背景にある場合があります。

この場合、迅速に医師に診てもらうべきで、
そのことを知らないと、いたずらに
カウンセリングを繰り返してしまい、
気づいた時には「手遅れ」となってしまうことがあります。

そうした場合、家族や本人から訴えられる
という可能性は否定できません。

実際にカウンセラーが 心理的な問題ではなく内科的な疾患が 原因であることを見過ごしてしてしまい、 結果として訴えられてしまったケースはあります。

また、自傷他害のクライエントの場合、
必要に応じて警察などの機関に
届け出る義務があります。

それをせずに、クライエントが自殺したり、
誰かを殺してしまった場合、
カウンセラーの責任問題が問われることもあります。


私も昔は上記のようなトラブルはないにしても、
「あなたのカウンセリング悪化した」と言われたり、
実際にカウンセリングの最中に亡くなってしまった
クライエントにあったことは何度もあります。

その時は、病院や学校でのカウンセリングなので、
それほど責任は問われることはありませんでしたが、

開業の場合はその責任は
全てカウンセラーに伸し掛かることになります。

開業にはこうした危険も付きまといます。

なので、できればこうしたトラブルを
自分なりに対処できる術を身に着けるまでは
開業は控えた方が良いというのが私の考えです。

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カウンセラー開業に資格は必要か? [カウンセラー開業のワナ]

カウンセラーを開業する際、
資格の有無が問題になりますが、

実を言えばカウンセラーを名乗るのに
必要な資格などはありません。

これは医師や教職員のような、
国家資格がないことと関係があります。

カウンセラー資格で有名な臨床心理士も、
国家資格ではなく、民間資格です。


厳密に言えば、
資格がなくてもカウンセラーと
名乗ってカウンセリングを行うことは可能なのです。

ということは、あなたが仕事を辞めて、
今すぐカウンセラーと名乗って
カウンセリングルームを開業すること自体は全く問題がないのです。


ただし、資格なしで開業しても高い確率で失敗に終わるでしょう。

その理由として、まず資格なしではクライエントに信頼を得ることが難しくなります。

資格とは簡単に言えば、
「最低限のカウンセリングの勉強はしております」
という証明書のようなものです

だからこそ、資格がないと、
よほど力があって有名にならない限り、
クライエントの信頼を得ることは難しくなります。

さらに、開業まではある程度、傾聴ボランティアなどで、
カウンセリングの経験を積んでおく必要があります。

そうでないと、
開業して難しいクライエント、
医療の助けが必要なクライエント、
専門的な知識が必要なクライエントに当たってしまい、
心身ともに疲弊してしまう可能性があります。


それだけならまだしも、
クライエントが自殺したり、
トラブルが起こった結果、
訴えられて損害賠償が発生してしまう可能性もあります。

そうならないために、できれば資格を取り、
ある程度研修やボランティアなどに参加して、
ある程度研鑽を積んだうえで、開業することが必要だと思います。



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カウンセラーは儲かるという誤解 [カウンセラー開業のワナ]

カウンセラーとして働いたことがない方は、
カウンセラーは「儲かる」という誤解をされがちです


「だって、いろんな人の悩み相談を受ける仕事だし、
心の医者と言われているくらいだから儲かるハズでしょ」

と普通の人は思うかもしれません。


しかし、カウンセラーほど稼げない仕事はありません。


まず、カウンセリング料金は結構高めです。
1回5000~20000円くらいが相場です。

医療みたいに保険が効かないため、
どうしても高額になってしまいます。

そのため、それくらい見合った効果、 クライエントが「カウンセリングを受けてよかった」と 感じられるような効果を与えられるような カウンセリングを行っていくことが必要となります。


5000円払って損したと思われるような
カウンセリングをしていれば、
間違いなくカウンセリングルームは廃業になってしまうでしょう。

まずは顧客満足できるほどの商品、
つまりカウンセリングを提供できる腕が必要となります。


さらに、毎日クライエントが来てくれるのであれば
問題はありませんが、まずそんなことはあり得ません。

クライエントは良くなった瞬間、来なくなります。


つまり、頑張れば頑張るほど、クライエントが減っていきます。 収入が減っていきます。


しかし、下手くそなカウンセリングをしていたら、
風評が広まって、クライエントは来ないでしょう。

そうしたジレンマを抱えながら、開業しているのが常です。


頑張れば頑張るほど、儲かることはありません。

その中で、いかに儲かるようなビジネスモデルを
ひねり出すかが必要となってくるのです。


それを作るコツをこれから紹介して行きたいと思います。


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脱サラしてカウンセラーになって失敗する理由 [カウンセラー開業のワナ]

30代になり、
ずっとサラリーマン生活をしていたある男性の話。

ずっとこのままなのかな・・・
と何となくモヤモヤと、
仕事と家の往復だけの毎日を過ごしていました。

20代の頃は夢があったし、
頑張ろうと夢見ていたが、
毎日の仕事の繰り返しに
「このままで人生いいんだろうか」と思ってしまう。

ある日、何となく、
カウンセリングのセミナーに参加し、
人に寄り添い、悩みを一緒に解決していく
というカウンセラーという仕事を知ります。

「俺がしたいのはこれだったんだ」

そこで、仕事の合間を縫って、
カウンセリングの勉強を取り、
カウンセラーの資格を取り、
脱サラしてカウンセラーを夢見る様になります。

そして、ついにカウンセラーとして、
カウンセリングルームを開業します。

「これで俺もカウンセラーだ」と、
脱サラして一念発起の彼は新たな夢に向かいます。

しかし、カウンセラー開業して、
1か月も経つと、希望や憧れはだんだんと苦しくなってきます。

クライエントが全く来ないのです。

半年たって、
「あの選択は失敗だった」と思うようになります。

とりあえず、バイトで生計を立てますが、
30過ぎて20代の店長に顎で使われる日々と、 将来の見えない不安の中で、 どんどん心理的に不安定になってしまいます。

1年後には彼のカウンセリングルームはなくなっています。


そうです。
彼はカウンセラーになることに失敗してしまったのです。


これは良くあるカウンセラーを目指した人たちの末路です。

本当に良くある、モデルケースです。

開業してしまった結果、 全くクライエントが来ず、 そのため廃業になってしまう人はかなり多いのです。

ちなみに、臨床心理士でさえ、
上記の結果になることが多々あります。

それぐらい、脱サラしてカウンセラーを
開業するのは難しいことなのです。

多くの方が失敗していしまいます。

このブログでは、
これから脱サラしてカウンセラーを目指す人たちが、
少しでも失敗せずカウンセリングルームを
開業するためのコツやポイントについて、
現役カウンセラーの私が紹介しています。



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