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カウンセリングは「治療」ではなく「支援」 [カウンセリングとは]

カウンセラーとして開業していく上で
ぜひとも覚えておいてほしいことがあります。


それは、カウンセリングは
「治療」ではなく「支援」するもの
であるということです。


例えば、うつ病をカウンセリングで
治すことはできません。

統合失調症も治すことはできませんし、

不登校を治療することもできません。

カウンセリングでは心の病気を 治すことはできないのです。

その代り、カウンセリングでは
支えることはできます。

うつ病の人が自分らしい人生を歩めるように、
支えていくことは可能です。

自分らしい生き方が見えた結果、
うつ病が軽快し、最終的には治っていくのです。

カウンセリングを受けて、
うつ病が治ったように見えることがあるのですが、
れはカウンセラーがクライエントを 支援し続けた結果だからです。

不登校が学校に行くのも、
不登校の子が自分らしく生きていくのを
カウンセラーが支え続けた結果です。


これを「最初から治そう」「治療しよう」
と思ってカウンセリングをしていくと、
クライエントは良くなるどころか悪化してしまいます。

カウンセラーができるのは、
病気を治すことではありません。

その人が病気を持っているにも関わらず、
「自分らしい人生を歩めるよう」
支援していくことなのです。


この辺り、初心者の方は
なかなかわかりにくいところかもしれません。

ただ、カウンセラーとして経験を重ねていくと、
このニュアンスがだんだんとわかってきます。

これがわかってきた段階で、
やっとカウンセリング中級者くらいでしょうか。

その段階で開業を考えていくと
良いだろうと思います。

ひとまずは
「カウンセリングは治療ではなくて支援である」
ということを頭の片隅に置いてください。



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